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特集:F1日本GP 2015

いよいよF1日本GPが鈴鹿サーキットで開幕する
今年はマクラーレンのパートナーとして7年ぶりにホンダがF1に復帰
王者メルセデスと復活フェラーリの対決にも注目が集まる


マクラーレン・ホンダが鈴鹿を駆ける





新生マクラーレン・ホンダが挑む鈴鹿
王者メルセデスはどこまで速い?
フェラーリ勝利の可能性
表彰台争いを狙う第3勢力は?
このドライバーに注目!



今年も待ちに待ったF1日本GPが今月25日(金)から鈴鹿サーキットで開幕する。今年はなんといっても、マクラーレン・ホンダの走りに注目! ホンダのパワーユニットを搭載したフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが鈴鹿の難コースに挑む。今季は復帰初年度とあって非常に厳しい戦いを強いられているが、ホンダのホームコースである鈴鹿での奮起に期待。ほかにも、さまざまな見どころがある日本GPの注目ポイントを、今一度チェックしておこう。



 伝説のコンビネーション復活後、初めての日本GPを迎えるマクラーレン・ホンダ。今季ここまで、想像以上の苦戦を強いられており、ファンもやきもきしていることだろう。
 鈴鹿でも当然厳しい戦いになるだろうが、それでも、温存しているパワーユニットに期待がかかる。ベルギーGPとイタリアGPで大量のペナルティ覚悟で新パワーユニットを投入。ほぼ新品、ペナルティなしで搭載可能なパワーユニットを2基確保しているはずだ。この性能を最大限発揮し、鈴鹿に集まるファンの前でその勇姿を見せてほしいところだ。

 また、来シーズンへの期待を感じさせるレースをしてもらいたいところ。開幕戦では最後尾に近かったものの、それが日本GPでここまで成長した……というところを、ファンとしては生で確認しておきたい。願わくば、入賞圏内を走行していたシンガポールでポイントを獲得し、日本GPに勢いを繋げて欲しかったところだが……。
 鈴鹿は過酷なサーキット。ゆえにそこで得られたデータは、今後の開発に向けても有効なはず。まずは完走して、将来に向けたデータを蓄積すると共に、上位勢に何かあった時には、1ポイントでも2ポイントでも確保しておきたい。





 開幕から第12戦のイタリアGPまで圧倒的な強さを誇ってきたメルセデスAMG。しかし、日本GP直前のシンガポールGPでまさかの大失速を喫した。ニコ・ロズベルグ曰く「レッドブルとフェラーリの方が速かった理由が分からない」という。実際にシンガポールと同じ市街地コースのモナコも、ナイトレースのバーレーンでも速かったのだから、ここにきて失速した原因はまったくもって不明であり、鈴鹿に向けて大きな不安要素と言える。しかし、その問題さえ解決すれば、日本GPの優勝候補筆頭はメルセデスAMGになる。シンガポールは完敗だったとはいえ、ここまで13戦10勝12ポールポジションは完璧と言える成績。予選でフロントロウを確保し、スタートを無難に決めれば、圧勝する可能性も十分にある。

 ルイス・ハミルトンとロズベルグによる王座争いにも注目。ハミルトンがシンガポールGPをリタイアしたことで、そのポイント差は41に縮まり、万が一ハミルトンがもう一度リタイアするようなことがあれば、王座争いもいよいよ分からなくなる。“お尻に火がついた”時にハミルトンが落ち着いて対処できるかが、カギと言えよう。一方、今季のロズベルグは考えすぎているのか、ハミルトンに対して劣勢に立たされることが多い。しかしピカ一の速さを持っていることも事実。速く走ることにさえ集中すれば、ハミルトンを追い詰めることも可能。とにもかくにも、メルセデスAMGで気になるのは、シンガポールGPの失速原因。日本GPの金曜フリー走行でも速さを見せられないようなことがあれば……鈴鹿での勝利はもちろん、チャンピオン争いにも黄色信号が灯るかもしれない。





 メルセデスAMGの対抗馬筆頭が、今季メルセデスAMG以外で唯一勝利を収めているフェラーリだ。イタリアGP終了直後ならば、「フェラーリ勝利の可能性は少ない」と断じていただろうが、シンガポールGPでのセバスチャン・ベッテルの完璧な勝利を見せつけられて、その考えを改めねばならなくなった。シンガポールと鈴鹿はコースの特性がまるで違うので、勢力図がそのままのポジションで推移することは考えにくい。しかし、メルセデスAMGの失速が鈴鹿でも続くようであれば、一躍優勝候補の筆頭に躍り出ることになる。

  鈴鹿はオーバーテイクポイントが少ない(シケインの飛び込みくらい。かつて小林可夢偉がヘアピン5台抜きを成功させたが、簡単なことではない)ため、スタートで先頭に立つことができれば、シンガポールでベッテルが見せたように後続のペースをしっかりと見極め、タイヤを労って走ることで、勝機はより一層高まる。
 メルセデスAMGの状態次第ではあるが、鈴鹿でも跳ね馬を駆るベッテルとキミ・ライコネンのふたりが楽しみな存在であることは間違いないだろう。





 表彰台を狙うことのできる第3のチーム、つまりフェラーリを脅かす可能性を持つ勢力は、メルセデス製パワーユニットのカスタマーユーザー3チームだ。その筆頭はウイリアムズ。抜群のスタートを決めたイギリスGPは、終盤の雨がなければ優勝の可能性さえあった。昨年躍進を遂げた同チームだが、今年も高い戦闘力を保持。メルセデス製PUの性能も大きな助けになるだろう。ただ、彼らは依然としてウエットコンディションを極端に苦手としている。ダウンフォース量が少ないためだと言われているが、本当に雨に見舞われれば、途端に勝負権を失う可能性も。

 フォース・インディアも序盤は下位に沈んでいたが、Bスペック投入以降はめきめきと戦闘力を上げてきた。最大の武器は、その最高速。ベルギーやイタリアではトップクラスの速さを発揮した。それを活かして、西ストレートなどでのオーバーテイクが見られるかも……しかし、130Rが彼らにとっては“邪魔”になるかもしれない。また、ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスのふたりも強力な武器となる。彼らはロングランでのタイヤマネジメントに秀でており、フォース・インディアお得意の“他とは違う”戦略を成功させ、気付かぬ間に上位に位置していることもあるかもしれない。

 ロータスにももちろん注目。チームの財政難など不安要素も抱えているが、マシンの速さはここへ来て上昇傾向。ロマン・グロージャンは、2013年の日本GPで終始トップを走行。最終的にはポジションを落としたものの、3位でフィニッシュしており、鈴鹿との相性の高さもうかがえる。





 日本GPで注目すべきドライバーは、フリー走行初出走からちょうど1年となるマックス・フェルスタッペンだ。彼は日本GP直後の誕生日で18歳になるが、決勝日時点ではまだ17歳。日本なら、高校生F1ドライバーということになる。ただ、そんな経験の少ないドライバーにも関わらず、今季はすでに5回の入賞。特にハンガリーGPでの4位は殊勲ものだろう。当然まだ普通運転免許も保持していないフェルスタッペンが、F1で最も難しいとも言われる鈴鹿で、どんなレースを見せるのか? ちなみに、マックスの父親であるヨス・フェルスタッペンは、鈴鹿での日本GPに6回出走し、11位-13位-リタイア-リタイア-15位-15位と、全く振るわなかった。

 その他では、レッドブルのふたり、ダニエル・リカルドとダニール・クビアトのコンビにも注目しておきたい。確かにパワーユニットの性能差で、今季ここまでは十分に実力を出し切れているとは言い難いものの、ハンガリーGPなどを見れば、マシン自体のパッケージはよくまとまっており、コース特性さえ合えば、上位に進出してくるはず。鈴鹿はパワーも重要なので難しい点があるのは否めないが、今季2度目の表彰台を獲得したシンガポールの走りにはチームの士気も一層高まったはず。RB11とふたりのダニエルが見せるパフォーマンスからも目が離せない。





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