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開幕特集:F1世界選手権 2016

現行パワーユニット&技術規定の最終年となる2016シーズン
ルイス・ハミルトンとメルセデスが3連覇を果たすのか
誰かが阻止するのか、そしてマクラーレン・ホンダの進化は?






ハミルトン、3連覇の偉業を達成できるか
変化を選んだフェラーリが、王者を追いつめる?
心機一転のマクラーレン・ホンダが目指すもの
新チーム&新体制で、中団争いは不穏な予感
タイヤ選択の自由度アップ、時限方式予選の影響



2016年のF1世界選手権が3月18日(金)にオーストラリアのメルボルンにあるアルバートパーク・サーキットで幕を開ける。現行パワーユニットおよび技術規定の最終年となる今季は王者メルセデスAMGの3連覇を、事前テスト好調のフェラーリが阻止するのか? また、2年目のシーズンに挑むマクラーレン・ホンダのパフォーマンスはいかに?



 チャンピオン候補の最右翼は2014年、2015年を連覇したルイス・ハミルトンで間違いない。しかし、昨シーズン終盤はチームメイトのニコ・ロズベルグが3連勝。開幕前のバルセロナ合同テストでは、メルセデスの新車W07が信頼性を証明する一方で、休み明けのハミルトンがロングランで体力不足を露呈する場面もあった。史上最多21戦が予定されている今季はメンタル面でも、フィジカル面でも厳しい戦いとなる。F1の歴史上で3連覇を果たしたドライバーは、ファン・マヌエル・ファンジオ(1954〜1957年・4連覇)、ミハエル・シューマッハー(2000〜2004年・5連覇)、そして現役のセバスチャン・ベッテル(2010〜2013年・4連覇)と、わずか3人のみ。メルセデスと他チームとの差が縮まると期待できる今季、追われる立場のハミルトンは、まっすぐに目標へと邁進できるだろうか。





 現行レギュレーション最後の年にフェラーリは大胆にマシンを変更、ショートノーズとプッシュロッド・サスペンションを採用してきた。2015年はベッテル加入で3勝を挙げたものの、常にメルセデスを脅かすには至らず。新車SF16-Hからは「今年こそタイトルを狙う」という強い意志を感じる。合同テストでは8日間で5回、トップタイムを記録。今季から登場するピレリの最も軟らかいスペック「ウルトラソフト」タイヤでも積極的にアタックした。フェラーリの決断と、今シーズンの新たな要素で相乗効果を上げることができるのか。重要な鍵を握るキミ・ライコネンもテストでは好タイムを出しており、メルセデス追撃の一番手として注視したい。





 ホンダは開幕を前にF1総責任者を変更。第三期にレースエンジニアやエンジン開発の経験を持つ、長谷川祐介氏が現場を率いることになる。ブランク明けの初年度だった昨年は、パワーユニットのトラブル続きでテストが進まなかったが、少なくとも今季ある程度の信頼性は確保できているようだ。2016年を戦うパワーユニットRA616Hはエンジン本体となるICEと熱回生システムMGU-Hの改善に重点を置き、開発してきたという。マクラーレンの新車MP4-31は「サイズ・ゼロ」のコンセプトを継続。テストではオイル漏れなどのトラブル対策に時間をとられ、コンパクトなパッケージの弊害は否めない。目標は「コンスタントに予選トップ10に入る」ことだが、簡単ではないことも理解している。ライバルたちと比べて、現在どの位置にいるのか。それは開幕戦で明らかになるだろう。





 久しぶりのニューカマーとなる、アメリカ国籍のハースが参戦。第1作となるシャシーVF-16はダラーラの協力を得て完成、フェラーリからはパワーユニットをはじめ多くのパーツ供給を受けている。エースドライバーのロマン・グロージャンとともに小松礼雄チーフレースエンジニアがロータスから移籍。準備期間も十分で、手堅い船出となるか。
 新生ルノーは、ロータスを引き継いで、フルワークス体制で再出発。新たにケビン・マグヌッセンと新人ジョリオン・パーマーへとラインアップを一新したものの、現時点で新車R.S.16に昨年からの大きな進化は感じられない。

 トロロッソはルノーからフェラーリ製のパワーユニットに変更。決定が遅れたため新車開発にも影響したが、テストを見る限りスピードは上々。また、最後方が定位置だったマノーはメルセデスのパワーユニットを手に入れ、パスカル・ウェーレインを走らせるとともに、メルセデスの風洞を使う権利も手に入れた。ウイリアムズと技術提携を結び、トップチームで経験を持つスタッフも加入。創設からチームを支えた首脳陣が離脱したとはいえ、今年は飛躍のチャンスとなりそうだ。新規参戦、そして新体制のチームが躍進すれば、上位10台のポイント圏内をめぐる争いは、かなり熾烈になりそうだ。





 2016年はレース結果を左右するかもしれない、大きなルール変更がある。ひとつは「タイヤ選択」、そして開幕直前に決定した「新予選システム」だ。どちらも規則の文面を読むと、ややこしく感じるが、タイヤの選択肢が増えて予選の見どころが増えると考えておけば問題ない。まずは開幕戦で実際にどうなるのか解説を聞きながらテレビ中継を見て、何か疑問を感じたらオートスポーツwebを見ていただければ、いつもどおりにF1を楽しめるはず。タイヤは昨年まで2種類だったグランプリごとの選択肢が3種類に増えること。予選はQ1、Q2、Q3の各セッション内で、さらに細かく時間を区切り、その時点で最下位のドライバーが脱落すること。最低限これだけ把握しておけば十分だ。また、エキゾーストノートの迫力を増すため、テールパイプの追加が義務づけられた。どれくらい変わっているのかサウンドも聴きどころだ。



■2016年のルール変更点
新ノックアウト方式の予選、開幕戦から急きょ導入へ
複雑すぎるタイヤ新レギュレーションをQ&Aで解説
開幕戦22人のタイヤ選択発表。ルイスとニコ異なる戦略に
F1のトリプルエキゾースト規則発表。サウンド向上狙い
無線ルール厳格化で、ドライバーへの遠隔操作が減少
【特集】2016年F1新車情報&全テスト結果まとめ


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