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「マクラーレンはホンダを追い込むべきでなかった」苦しむ名門への批判

2015.10.21

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 かつてジョーダンやスチュワートでデザイナーを務め、現在英AUTOSPORTのテクニカルコンサルタントを務めるゲイリー・アンダーソンが、今年苦境から抜け出せずにいるマクラーレンに対して苦言を呈した。

 エンジンマニュファクチャラーとワークス契約を結ぶことでしかF1でトップに立つことはできないと考えるマクラーレンは今年、パワーユニットをメルセデスからホンダにスイッチした。しかしホンダは厳しい開発制限の下で新パワーユニットの改良を思うように進めることができずに苦労している。今季15戦終了時点でマクラーレンの獲得ポイントは19点にとどまり、ランキング9位に沈んでいる。

 アンダーソンは英AUTOSPORTの企画において、F1復帰初年度のホンダにあまりにも難しい課題を突きつけたマクラーレンにも今の低迷の責任があると語った。

「マクラーレンが今年手を組んだパートナーは、新規パワーユニットマニュファクチャラーで、この手のエンジンを走らせるのは今年が初めてだ。それなのにマクラーレンはいわゆる“サイズゼロ”というコンセプトのリヤエンドを絞ったマシンをデザインした」とアンダーソン。

「何の分野であれ、初めての年のパートナーには、いろいろなことを試す機会を与えるべきだ。彼らを追い詰めるようなことはしてはならない。ホンダは冷却の面で制限されたために、それでなくてもわずかしか持たないパフォーマンスをさらに諦めざるを得ない、そんなケースが何度も見られた」

「いかなる面のパフォーマンスも重要であるが、もっと優れた妥協点を見つけられたはずだ」


 マクラーレンに在籍したこともあるアンダーソンは、今のマクラーレンからは情熱を感じられないと嘆いている。

「私は今のマクラーレンが嫌いだ。メルセデスであれレッドブルであれ、トップに立つ者と戦えるだけのリソースをすべて持ちながら、何年もの間、それをうまく利用してこなかった」

「去年は最強のメルセデスパワーユニットを搭載していた。ウイリアムズはカスタマーチームでもそれをうまく活用して強くなれると証明した。一方でマクラーレンにはそれが全くできなかった」

「マクラーレンは今年ホンダのパワーユニットにスイッチした。このプロジェクトは長期的なものであり、成功を収めるには時間がかかる。それは誰もが理解している。しかし少なくとも彼らの情熱を感じたい。鈴鹿でフェルナンド・アロンソが無線で示したような激しい情熱を」

「ロン・デニスはかつて、2位でお祝いの言葉を受けた時にこういう名言を吐いた。『2位は敗者のトップに過ぎない』という言葉だ。彼は今はこういうことを言わなくなってしまった」

「自分がこんなことを言うことになるなんて、思ってもいなかった。だがマクラーレンファンを代表して、彼にこう言いたい。今被っている痛みを言葉で表してほしい、と。彼のそういう言葉が聞きたい」

(オートスポーツweb )


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