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警戒を強めるメルセデス「ホンダも大きな脅威に」

2016.02.07

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 2016年F1シーズンの開幕を前に、メルセデスは今年も自分たちが圧倒的な優位に立つとは限らないとの見方を示した。
 現行の1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドパワーユニットが導入されて以来、メルセデスは2年連続でドライバーズ、コンストラクターズの両選手権を完全に制圧し、それが過去2年間のF1の人気凋落の一因とまで言われている。

 もちろん、メルセデスもパワーユニット開発の手を休めようとはしていない。だが、昨シーズン終了後の2、3カ月間でライバル各社もそれぞれ大幅に進歩しているはず、というのが現時点での彼らのスタンスだ。

「昨年1年間のフェラーリの進歩は見事なものだった」と、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインのマネージングディレクター、アンディ・コーウェルは言う。

「あの進歩は、彼らの思い切ったチーム再編と仕事への熱意の偉大な賜物と言える。我々のスタッフはみんな、『こっちはどんな手を打って対抗すればいいんだ?』と頭を抱えている。ここ(メルセデス)では誰も簡単に勝てるとは思っていない。むしろ、フェラーリには追い越され、ホンダも大きな脅威になることを想定している」

 2014年に低迷したフェラーリは、昨年復調を果たしてメルセデスに最も近い挑戦者となり、セバスチャン・ベッテルが3勝をあげる活躍を見せた。一方、昨年マクラーレンと手を組んでF1に復帰したホンダは、パワーユニットの出力が十分ではなかった上に、絶えず信頼性の問題にも悩まされて悲惨なシーズンをすごした。


 ホンダの挑戦について、コーウェルはこう語っている。「彼らはやや準備不足のまま参戦し、公衆の面前で何が足りないかを学ばされる形になったが、彼らの確固たる意志は少しも揺らいでいない。そして、意志が揺らいでいないことに関しては、マクラーレンも同様だ。マクラーレンのデータ主義のアプローチがいかに有効であるかは、我々もよく知っている。彼らはそれをフルに活用して、かなり大きな進歩を実現してみせるだろう」

 V8時代の終盤、レッドブルのエンジンサプライヤーとして選手権4連覇に貢献したルノーも、新しいV6ターボでは数多くのトラブルを抱え、メルセデスに遅れを取ってきた。彼らは今季から再びワークスチームとしてF1に参戦する道を選んだが、人材とリソースを充実させるには時間がかかることを理由に、少なくとも向こう2年間は大きな成功を期待しないと明言している。

 だが、コーウェルはルノーにも警戒が必要と考えているようだ。「ルノーの決意が固いことも間違いない。彼らはこれまでよりずっと深くF1に関与する姿勢を示している。パワーユニットのサプライヤーという立場にとどまるのをやめ、ワークスチームを再編成してきたことが、その何よりの証拠だ。今年は良い意味で話題にはこと欠かないシーズンになるだろう」

(Translation:Kenji Mizugaki/オートスポーツweb )


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