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メルセデス、ルイスとニコの戦いを「より自由に」すると明言

2016.03.12

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 メルセデスは、今季からチームの指示によるドライバーへの制約を緩めると明言した。トト・ウォルフによれば、いまやルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは互いに理解を深めているからだという。

 ハミルトンとロズベルグは昨年も順位を争うことを許されてはいたが、どこまで異なるレース戦略を採れるかなどについて、いくつかの制限を設けていた。現世界王者のハミルトンは昨年メキシコとブラジルの両GPでチームの決めた戦略に疑問を投げかけ、すでにタイトル獲得を決めた後とはいえ、ロズベルグの背後の2位でレースを終えている。

 先日シュツットガルトで開かれたメルセデスのプレシーズンイベントで、ウォルフは無線に関するルールの厳格化によりピットウォールから出せる指示の範囲が狭まることもあって、今年からドライバー同士の戦いに関する制限を「減らした」と述べた。

 メルセデスはプレシーズンテストをほぼノートラブルで終え、どのチームよりも多い走行距離を記録したが、ライバルのフェラーリも明らかに進歩しているように見えた。フェラーリとの争いが接戦になった場合、チームメイト同士の取り決めを緩和することがリスクにならないかとの質問に、ウォルフはこう答えた。

「そうは思わない。ルールを緩めたのは、互いに相手を尊重しながら仕事ができるようになってきたからだ。このチームではメンバー同士が互いに最大限の敬意を払っている。これまでもそうだったし、それは今年も変わらないと思う」

「レギュレーションが変わったこともある。今年はレース中にエンジニアからドライバーに出せる指示が制限される。レース戦略、タイヤの使い方、クルマの走らせ方についてのアドバイスができなくなり、どう戦うかはドライバーに任される部分が多くなる」


「これはF1にとってたいへん良いことだ。ドライバーが自分で考えて決めるべきことが増え、彼らにはより大きなプレッシャーがかかるだろう。このレギュレーションの精神を尊重して、私たちもドライバーへの指示を少し減らすことにした。それはふたりのドライバーにコース上では自由に戦わせるというチームの基本的な考え方とも一致する」

 ウォルフは、チームの過去2年間の成功があったからこそ、ドライバーへの制約を緩めるという決定ができたとも述べている。
「2013年にこのドライビングペアで戦うようになったとき、チームには優れた成績を残し、レースで勝たねばならないという大きなプレッシャーがあった。だが、私たちは何とかその仕事をやりとげ、2014年の世界選手権を勝ち取り、2015年にはそれが偶然ではなかったことを証明した」

「確実に成績を残すために、私たちはチームにある枠組みを設けるという方法を試みた。それがうまく機能することもあれば、機能しないこともあったが、いずれにしてもそこから興味深い教訓を学び、組織として進歩することができた」

「ルイスとニコはこの3年間を一緒に戦ってきて、ドライビングペアとしてとても良く機能している。チームの好成績は彼らに負うところが大きく、また彼らを激しく争わせるF1というものに負うところも大きい。(制約を緩めることで)チームの運営は少し難しくなるかもしれないが、それは避けては通れないものだと考えている。また、彼らがこのチームで与えられるものに満足し、チーム全体の雰囲気やモチベーションの大切さを理解していることにも疑いの余地はないと思う」

(Translation:Kenji Mizugaki/オートスポーツweb )


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