最新ニュース

TLC、新体制で16年ダカール参戦。3連覇目指す

2015.12.07

2015年12月7日
トヨタ車体株式会社

新たなチャレンジでダカールラリー2016に参戦

 トヨタ車体株式会社(本社:愛知県刈谷市 取締役社長:岩瀬隆広)のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)は、2015年1月3日にアルゼンチンブエノスアイレスをスタートする『ダカールラリー2016アルゼンチン~ボリビア』の市販車部門に、当社が開発・生産を担うランドクルーザー200シリーズをベースにしたラリー仕様車2台で参戦し、3連覇に挑みます。

 2015年8月31日に創立70周年を迎えた節目を機に、ラリー参戦活動においても新しいチャレンジをスタートさせ、"もっといいクルマづくり"への取り組みをさらに加速させます。1995年のダカールラリー参戦以来、初となる社員ドライバーを起用するとともに、チームに帯同し、ラリー車開発を専属で担当する社員エンジニアを新たに加えた新体制で今大会に臨みます。

 これまでも監督やナビゲーターに社員を起用し、参戦を続けてきましたが、今回からさらに社員が担う領域を拡大することで、過酷な戦いでクルマを作る人を鍛え、その鍛え上げられた人が"もっといいクルマづくり"に邁進します。また、ラリーに使用する燃料は、前回に引き続きスポンサー各社や近隣小中学校をはじめとする地域の方々、ならびに従業員の協力を得て集めた廃食油に加え、今回から新しい取り組みとして、(株)デンソーの藻油から精製したBDFも加えることで、環境技術の発展と循環型社会の仕組みの広がりへ貢献していきます。

1.チーム名称
チームランドクルーザー・トヨタオートボデー/Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(略称:TLC)


2.ダカールラリー2016参戦体制
●チーム監督:角谷裕司

●ゼッケン343
・ドライバー:ジボン・ニコラ
・ナビゲーター:ギャルサン・ジャン・ピエール

●ゼッケン342
・ドライバー:三浦昂
・ナビゲーター:リシトロイシター・ローラン

●エンジニア:伊東克巳
●チーフメカニック:シャロワ・フィリップ
●日本人メカニック:内裕二/前田勝哉/小田裕介
※その他、メカニック・スタッフ含む計19名体制で参戦

【チーム発足後初となる社員ドライバーの起用による"もっといい人づくり"への挑戦】
社員ナビゲーターとしてダカール参戦経験豊富な三浦昂をドライバーとして育成。"もっといいクルマづくり"を支える社員がラリーを通して世界中のお客様が車を使う道、環境を知り、お客様の期待を超えるクルマづくりにフィードバックすることをねらいます。

【ラリーでのクルマづくりを"もっといい市販車づくり"に直結させる社員エンジニアを起用】
当社の開発部門よりラリー車開発専任エンジニアとして伊東克巳を起用。
ラリーの現場で得られるラリー車の耐久性、堅牢性、操作性、整備性などを踏まえた過酷なラリーの現場で鍛えられる経験やノウハウをもっといい市販車づくりに活かします。


3.ダカール2016参戦車両
 ランドクルーザー200ラリー仕様車ダカールラリー2016参戦車両は、年々ハイスピード化するラリーの傾向にあわせ、サスペンションを改良し、車両の路面追従性能を高めたほか、走行中のマイナートラブルによるロスタイムを最小限にとどめる対策に重点をおき準備。アフリカモロッコ王国での自主テスト、モロッコラリー2015参戦による実戦テストを経て熟成させた車両です。

 なお、今大会へのエントリーはジボン/ギャルサン組がゼッケンNo.343、三浦/リシトロイシタ-組がゼッケンNo.342でのエントリーとなります。また、会社創立70周年を記念し、トヨタ車体のコーポレートカラーであるブルーを基調にした車両カラーリングに一新しました。

4.参戦カテゴリー
市販車部門ディーゼルクラス
※TLCはガソリンクラスを含めた市販車部門での優勝を目標に参戦します

(参考)
オート:110台、トラック:55台、2輪:189台の計354台がエントリー予定(11月18日、大会公式リリースより)

5.大会概要(ダカールラリー2016アルゼンチン~ボリビア)
 1979年より開催されているダカールラリーは、2016年大会で38回目の大会となります。今大会も南米大陸を舞台に、アルゼンチンとボリビアの2カ国にわたり、総走行距離9,583km(うち、競技区間は4,803km)におよぶ戦いが繰り広げられます。

 2016年1月2日、アルゼンチンブエノスアイレスでのセレモニアルスタートの後、3日から競技がスタート。アンデス麓のハイスピードコースを北上しながら、競技4日目にはフフイでメカニックによる一切のサポート、整備が禁止されるマラソンステージを迎えます。その後は、ボリビアに入国し、ウユニを起点とする標高3,500m超の高地での戦いを経て、再びアルゼンチンへ。


 大会7日目のサルタでの中間休息日をはさみ、ワジ(枯れ川)の中を抜ける狭いワインディングや、今大会唯一のフィアンバラ周辺の砂丘ステージを抜け、1月16日ロサリオでゴールとなる14日間全13ステージにわたるルートが設定されています。例年に比べ砂丘シーンこそ少ないものの、一回のミスで大きなダメージを負うリスクがつきまとうハイスピード域を中心に構成される今大会は、選手に気を休める間を与えない厳しい戦いとなることが予想されます。

(1)日程2016年1月3日~16日計14日間(セレモニアルスタートは1月2日)
(2)開催国アルゼンチン、ボリビア
(3)走行距離競技区間約4,803kmを含む総走行距離9,583km

6.バイオディーゼル燃料(BDF)
(1)BDFによるラリー参戦のねらい
 当社は基本理念に「環境との調和」を掲げ、1993年には「トヨタ車体環境基本方針」を制定し、将来にわたり、豊かで住みやすい社会の実現を目指しています。「低炭素社会の構築」、「循環型社会の構築」ならびに「自然共生社会の構築」を柱に、環境と調和したクルマづくりを通じて、社会・地球の持続的な発展に寄与しており、ラリー参戦活動においても植物性油から精製したBDFでの参戦を続けることで、サスティナブルな仕組みが広がっていくことを期待しています。

(2)使用するBDFについて
 BDFとは植物性油を原料に作られた軽油の代替燃料であり、TLCは2007年大会からBDFでの参戦に挑戦し、2009年大会からは廃食油から精製したBDFでの参戦に取り組んでいます。原料となる廃食油はTLCのラリー参戦活動に賛同頂いたスポンサー企業各社、小中学校をはじめとする近隣地域の皆さま、ならびに当社従業員などから提供を受けています。また、今回から新たに(株)デンソーにて開発された藻油も加え、2015年大会に引き続き、太田油脂(株)の協力により精製されたBDFを使用します。

(3)BDFの環境性能
TLCはダカールラリーの全行程をBDF100%で走破します。これにより総走行距離を軽油で走行する場合に比べ、CO2排出量を約60%軽減することが可能となります。

(トヨタ車体株式会社 プレスリリース)


ラリーフォト

ラリー一覧を見る

©TOYOTA

©TOYOTA

©VolksWagen AG

©VolksWagen AG

©Volkswagen AG

©VolksWagen AG


©Redbull

©Hyundai

©Redbull

©Redbull

©LAT

©LAT


ラリーニュース

 
 

フォトランキング

ニュース総合ランキング一覧

WRCツール・ド・コルスに幕。2010年のWRCフランス戦はアルザス地方で開催(1)

SGT公式テスト:MOTUL GT-Rが2日目午前の首位に(2)

ホンダ「来季も“サイズゼロ”のコンセプトで行く」(1)

鈴鹿モータースポーツファン感謝デー2015

USCCオースティン:01号車が優勝。OAKリジェは2位(2)





ページの先頭へ