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長屋宏和、K4GP参戦で見事完走!「やっぱり楽しい!」

2010.08.14

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©Hirokazu Nagaya

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 11日、富士スピードウェイで行われたK4GPレースに、2002年のF1日本GP前座レースで大クラッシュを負ったレーシングドライバー長屋宏和が初挑戦、48位という成績ながら見事完走を果たした。

 02年のF1日本グランプリの前座として行われたフォーミュラ・ドリームのレースでクラッシュ、頸椎損傷の重傷を負った長屋だが、懸命のリハビリにより2004年には無限プレイングカートフェスティバルでカート走行を実現し、大きな感動を呼んだ長屋。以降は自身の経験に基づくファッションブランド、“Piro Racing”でも話題となった。

 そんな長屋が、初となる4輪コースでのレース復帰を果たした。今回長屋が参戦したのは、K4-GP FUJI500kmレース。障がい者用に乗用車の改造を手がけるランプ・バンの代表、相川宏光さんとともにレース専用マシンを製作。ランプ・バンW/ピロレーシングとしてマシンをドライブした。長屋から届いたレースレポートを基に、初参戦の模様を追ってみよう。

 台風の影響で大荒れだった練習走行に挑戦した長屋は、動作確認のため最初にコースイン。ハンドドライブ装置から手が抜けてしまうトラブルを修正した後、交代。「雨でも晴れでもサーキット走行は楽しいです。軽乗用車でもストレートエンドでは140kmは出ていました。2002年に参戦していたF3マシンと比べれば半分のスピードで富士スピードウェイのストレートが凄く長く感じましたが、面白さは何も変わりませんでした」とひさびさの4輪走行を楽しんだ様子。

 続いて行われた決勝では、スタートを長屋の友人で、フランス留学をともに過ごした高崎保浩が担当。元F3/スーパーGTドライバーの実力で一気に9番手まで浮上し、チームも沸く。

 長屋は3スティントめを担当し、「ブレーキングを残した状態でフロント荷重にした際にステアリングが重くなり切れなくなるので、走りを変え、ブレーキングは残さず、スピードを殺さずに惰性でコーナーへ進入する走りで対応しました」という走りでドライブ。

「この走りは一人であれば問題ないのですが、まわりに他車が居ると自分の走りが出来ず、思っていないマシンの動きをしてしまい、一度後ろから突っ込まれるかとヒヤっとした場面がありました」と言いながらも、安全を優先させながら走行を続けた。

 途中、セーフティカーが入り、リスタートも体験。「走るシケインにならないよう、抜いていく速いマシンを前に行かせ」たが、リスクを犯さないよう同程度のマシンもなるべく行かせるようにしたため「『なんでアクセルを緩めなければいけないんだ』と思ってしまう自分も居ましたが、その度にピットで応援してくださっている皆さんの顔を思い出し、無理して悲しませたくはないと再確認」し、無事に9周を終えピットイン。チームは周回数76周をノートラブルで走りきり、無事にチェッカーを受けることとなった。

 順位は48位だが、ドライバー交代に1分以上かかることを考えるとやむを得ない順位でもある。「初参戦でゴールを迎えることが出来たのは今回の目標以上の結果です。今回の目標にしていた完走をチーム一丸となり、成し遂げることが出来、本当に感動ですし、嬉しいです」と長屋。

「今後も無理なく、安全面を重視し、活動の場を広げていきたい」という長屋はこれまでも“不可能”を“可能”にしてきた存在だけに、今後も活動に注目していきたいところだ。

(オートスポーツweb)


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