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TITEC TRACY NSXの植田、ランキング2位に終わる

2010.12.01

TITEC TRACY NSXの植田正幸 一歩及ばずシリーズランキング2位
岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Z田中徹 逆転でシリーズランキング3位獲得

 スーパー耐久最終戦「MOTEGI SUPER TAIKYU OVAL BATTLE」が11月27日土曜日に行われました。開幕戦はロードコースでしたが、最終戦はオーバルコースに2箇所のパイロンシケインを設けた特別コースで行われます。
 前日の金曜日に合計2時間15分の走行が行われました。通常オーバルコースを走らせることが出来ない為、過去の経験やデータが大切、初めて走行する岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Zの田中徹は精力的に走行し特色の違うサーキットを確認、徐々にタイムアップしていきます。チャンピオンを目差すTITEC TRACY NSXの植田正幸もセット&トライを重ね順調にタイムを更新していきます。
 途中、他クラスのエンジントラブル等によって赤旗中断が有りましましたが、順調にメニューをこなし39号車TAITEC TRACY NSXが55秒232でクラス4番手、14号車岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Zが55秒359のクラス5番手で初日の走行を終えました。

 翌27日土曜日は早朝からのハードスケジュールで行われます。午前8時Aドライバー1グループの公式予選のタイム計測が開始されます。計測時間は15分間、路面温度も低く難しい状態の中始まります。序盤トップに立ったのはシリーズ3位争いをする34号車Z34の藤井選手が53秒762を記録、続いてTITEC TRACY NSXの川口正敬選手が53秒858をマークして2番手に、藤井選手は更に更新して53秒376に伸ばします。14号車岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Zの田畑勇選手は55秒346で5番手で続きます。田畑選手に取ってはこれからタイムアップというタイミングで、パイロンを飛ばした車両がおり、そのパイロンが走行ラインに残った為危険と判断され赤旗中断となります。
 パイロンが回収され赤旗が解除されると残り10分少々のタイムアタックが始まります。田畑選手は直ぐにタイムアップ、54秒台に突入その後53秒993までタイムを伸ばしクラス5番手で終了します。トップを追う川口選手は最後の最後に0.07秒逆転しクラストップでBドライバー予選に繋げます。
 赤旗の影響で午前8時55分10分遅れでBドライバーの公式予選が開始されました。ここでも序盤からトップに立ったのは34号車佐藤公哉選手で53秒245を記録します。続いて15号車岩崎選手が53秒829で2番手39号車植田が3番手、14号車田中徹は5番手で進みます。しかし、このグループでもパイロンがコース上に飛び赤旗中断されます。その後再開されますが直ぐにまた赤旗中断。ドライバーにとっては集中力を必要とされる難しい予選となりました。三度始まった予選は8分間。タイムアップに臨みます。田中徹は54秒444までタイムを上げますが順位は変わらず5番手。植田も終盤53秒453までタイムを上げ2番手に上がるも最終ラップに15号車岩崎選手にかわされBドライバー3番手で予選を終えます。合算で39号車TITEC TRACY NSXは1レース・2レースともにクラス2番手からスタート、14号車岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Zはクラス5番手から決勝に挑むこととなりました。
 その後行われたCドライバー予選は、39号車佐々木孝太選手がコースレコードを更新する走りで52秒523を記録しトップに14号車小松一臣選手54秒009で4番手タイムで予選を終了しました。

 スケジュールは慌しく進みPITウォークが始まります。30分間のPITウォークが終わると直ぐにオーバルのピットレーンに整列しスタートの瞬間を待ちます。スタート進行が進み最終戦の第1レースが始まります。ローリングラップが3周行なわれ55周レースの火蓋が切って落とされます。最初に仕掛けたのは39号車TITEC TRACY NSXの佐々木孝太選手、前を行く34号車藤井選手に並びかけ第1シケインに進入、佐々木選手が先行します。しかし勢い余った34号車藤井選手が追突、39号車はリアディフューザーとエキゾートにダメージを負ってしまいますが、そのままレースを続けます。藤井選手の方はパイロンにも接触しフロント部に大きくダメージを負いPITに戻り戦線離脱します。
 また、後方で7号車加藤選手がスピンしてフロント足回りを大破してしまいスロー走行、PITに戻りますが修復不可能でリタイアとなります。トップは39号車、2番手27号車BMW、3番手に15号車RX-7、4番手に14号車岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Zの田畑選手がつける展開でレースが進みます。
10周終了時コース上に落下物が発生、このためセーフティーカーが導入されます。6周周回しリスタート、直後に動いたのが14号車、15号車の岡部自動車勢で、同時にピットインしドライバー交代をしコースに復帰します。速かったのは14号車で逆転して3位に浮上します。24周目に27号車がピットイン、ドライバー交代に手間取り4番手で復帰します。39号車は引っ張って31周でピットイン、序盤にダメージを受けたリア周りの修復とタイヤ交換を行なった為4番手に順位を下げますが、諦めず前を窺います。しかし、ピットに止まっている時に熱がまわった影響か、ドライブシャフトが悲鳴を上げ再度ピットイン、レースを諦めることとなります。
 トップ争いは14号車小松一臣選手と15号車杉林健一選手の岡部自動車のチーム内バトル、残り10周の所で杉林選手が先行しトップに立ちます。小松選手も懸命に追いかけますが抜くには至らずそのままの順位でチェッカーを受け岡部自動車が1-2フィニッシュで1レース目を制しました。また、この結果シリーズチャンピオンが27号車BMWに決定、シリーズ3位争いは14号車が34号車を1点差まで詰め寄る形となりました。

 一刻も早く次のレースに向け整備や修理をしたいところですが、正式結果が出るまで車両保管がピット前で行で行なわれます。作業が出来ない為保管解除になるのを待ちます。
 この時間を使って観客にファンサービス。ピットロードが開放され、レースを戦ったばかりのマシンを間近に見ることが出来ます。これは2レース行なわれる最終戦オーバルならではのイベントで皆さん楽しんでいらしたようです。

 車両保管が終わり一斉に2レース目に向けた準備が進められます。あっという間に2レース目のコースインに時間になり、オーバルのピットロードに整列します。39号車は周回数が完走に達していたため本来車両に触れない車両保管の時間に修復した事へのペナルティーとして、最後尾スタートとなってしまいます。更に7号車と34号車が第1レースのクラッシュの影響で出場できなくなり14号車のシリーズ3位争いは完走すれば獲得と言う楽な展開になります。しかし何が起こるか分らないのがレース、最後まで気を引き締め挑みます。
 クラストップからスタートは15号車岩崎選手、2番手は27号車三澤選手、3番手14号車小松選手、4番手39号車植田の順でレースが始まります。14号車小松選手は開始早々に27号車三澤選手を攻略、2番手に浮上しトップを窺います。しかし岩崎選手も速く徐々に離されてしまいます。39号車植田も遅いクラスのマシンを次々にパスし19周目には27号車の背後に迫ります。しかし順位を変えるまでは至らず27号車が24周目39号車が25周目にピットに入り、廣田選手と川口選手の戦いに移ります。ピットアウトして3周、川口選手が前に出て2位に浮上します。
2番手を走行していた14号車はピットで手間取り順位を落とし4番手。後半を担当した田中徹選手はコンスタントに危なげない走りでマシンをチェッカーまで運びシリーズ3位を獲得し2010年スーパー耐久シリーズは終了しました。
 今年度ご協力いただきましたトレーシースポーツと岡部自動車のスタッフやスポンサーの方々、アドバイスを頂いた田中哲也選手、また応援していただきましたファンの皆さんにはとても感謝しています。2人のドライバーを参戦させてシリーズ2位と3位と上位で終われた事は良かったと思います。シーズンオフには来季チャンピオンを獲得できるように精一杯準備したいと思います。今後とも応援よろしくお願いします。(Rn-sports)

植田正幸(39号車:TITEC TRACY NSX)
 チームメイトやスタッフにも恵まれて最終戦までチャンピオン争い出来たのは良かったと思います。しかし、取れなかった事は非常に残念で悔しい気持ちです。来年どうするかはまだ決まっていませんが、より上を目差して努力していこうと思っています。また、一年間応援していただいた皆さんには感謝しています。ありがとうございました。

田中徹(14号車:岡部自動車T-MANオイルTEAM TETSUYA Z)
 一年間あっという間に終わってしまったと言う感じです。初めてのシーズンフル参戦ということで緊張して始まって、いきなり表彰台で、その後トラブルや自分のクラッシュなんかで下位に沈んでしまったんですが、岡山くらいから練習に力を入れたらコンスタントに上位争いが出来るようになって、最後はシリーズ3位と言うご褒美まで貰ってしまって。とても成長できたシーズンだったと思います。成長を手伝って頂いた岡部自動車のスタッフや田畑選手、古谷選手、小松選手、アドバイスしてくれた田中哲也選手には感謝の気持ちで一杯です。これからも努力を続けて、トップ争いするようになって恩返ししたいと思います。

(Rn-sports プレスリリース)


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