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若手の新登竜門、FIA-F4ドライバーに聞く:其の1

2015.08.06

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 今季からスーパーGTのサポートレースとして開催されている新たなステップアップフォーミュラ、FIA-F4選手権。約40台という参加台数の多さで話題のカテゴリーだが、どんなドライバーが参戦しているのか。4戦を終了時点で現在ランキング2位についける坪井翔(FTRSスカラシップF4)が都内のAUTOSPORTweb編集部を訪れた。

―――レーサーを目指すきっかけは?

「イオンモールなどの駐車場でやっていたキッズカート体験会で乗ったのがきっかけです。それが楽しくて、次はレーシングコースで本格的に走って見ることになりました。そこから自分がどんどんはまってしまい、毎週土日はコースに行く程になっていました」

―――FIA-F4のマシンに初めて触った時の印象は?

「FIA-F4のマシンはパドルシフトになっていたので、操作的な問題ではだいぶ楽になったなといった印象でした。操作はしやすいですが、クルマの構造的には昨年までのクルマとはだいぶ違いがあり、難しくて、パワーがないクルマをいかに速く走らせるかというのが最初苦労しました。今ではだいぶ感触もつかめてきて、走らせ方もわかってきた感じです」


―――大観衆の中でのレースやスーパーGTへの興味は?

「今まではグランドスタンドを見ても、身内かせいぜい何人かしかいなかったので、それがスーパーGTでは満員のスタンドで、モチベーションも上がるしここで勝てば目立てるというのがあり興奮しました。また、開幕戦 岡山の決勝ではポールポジションを獲得したこともあって、グリッドでは前が見えないくらいカメラマンとかお客さんとかがいっぱいで、フラッシュもすごくて驚きましたね」
「ハコ車も乗りたいとは思っていて、フォーミュラもハコ車も乗れるドライバーになりたいと思っています。昨年から、ポルシェとか86にちょっと乗せて頂いたりというのはあります。もちろんGTに乗りたいというのもあるので、将来的には乗れるように練習は続けていきたいなと思っています」

―――将来のビジョンは?

「カートを初めた当時の目標としてはF1という気持ちがありましたが、昨年くらいから金銭的にも厳しい状況となって、少しずつスポンサー活動をするようになりました。そうした中で、お金をもらってちゃんと食べていけるプロドライバー(カテゴリーとわずに)というのが第一の目標になりました。レースに出るからには、お金を貰ってレースに出る事がプロのドライバーだと自分は思っているので、日本でやるには最低限GTまで行かないとダメだと思いますし、結果を出してスーパーGT・スーパーフォーミュラに乗れるように結果を残したいと思います」

「第5戦・6戦の富士については2連勝しかないです。スタートで失敗しないで、先行逃げ切りで勝てるようなレースをしたいと思います」

 話をしている彼の目は、常に何かを吸収してやろうという野心溢れる力強さを感じた。まだ学生でもある坪井には、これからもっと厳しい場面に遭遇することになるかもしれない。それでも、日ごろからレースに対する姿勢や心構えなどサポートを受けながら成長し、問題を解決する力を身につけていずれは国内のトップカテゴリーへ、または世界への扉を開いていくことになるだろう。

 現在ランキング2位の坪井翔、スタートが苦手で今シーズンのスタートでは順位を挙げたことが無いと話していた。果たして、今週末のレースではスタートを決め2勝目を飾ることができるだろうか? レースを見守りたい。

(オートスポーツweb)


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