最新ニュース

琢磨、RLLの体制に期待「壮大なプロジェクト」

2012.02.06

photo

©AUTOSPORTweb

フォトギャラリー


 2012年もIZODインディカー・シリーズへのフル参戦が決まり、3年目のアメリカでの戦いとなる佐藤琢磨。そんな琢磨が、これまでのインディカーでの生活と、新シーズンに向けて語っている。

 2010年にKVレーシング・テクノロジーからインディカーにデビューし、2年目となる昨年は日本人初のポールポジションを獲得するなど、予選で持ち前のスピードを披露。しかし、決勝では最高位4位と、表彰台に手が届かなかった。

「とにかく毎戦いろいろなことが起きたんですが、その中でひとつひとつ自分で経験を積んで、特に去年に関しては、スピードという面でチーム一丸となって伸ばすことができたと自負しています」と琢磨は2年間のインディカー生活を振り返る。

「予選で結果に結びついたことは良かったんですが、決勝ではいろいろ課題が残って、満足いく結果が残らなかった。そこは悔しい部分でもあり、3年目の挑戦に向けて大きな経験とモチベーションのひとつになっている」と琢磨。

 琢磨は3年目に向けて、チームを移籍。かつてCARTチャンピオン経験をもつ名ドライバー、ボビー・レイホール率いるレイホール・レターマン・ラニガン(RLL)からの参戦が決まった。レイホール・レターマン・ラニガンはインディカーやチャンプカーで豊富な経験をもつチームだが、ここ数年はオープンホイールではスポット参戦のみ。BMW M3 GTでアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦し、チャンピオンを獲得していた。

 琢磨によれば、RLLの今回のインディカーフル参戦は、2012年に向けてシャシー、エンジンが一新されることをボビー・レイホールとして「チャンス」と捉えており、インディアナポリスにインディカー用のファクトリーを新設。「ボビーから壮大なプロジェクトを告げられ、その構想の中の絶対的なひとつとして必要だと言ってくれた。その一員になれて嬉しいし、誇りに思っていますね」と琢磨は語る。

 チームのエンジニアについては「事情があってまだ言えません(笑)」と言うが、「インディカーではビッグネームではないんですが、驚くような人です。ボビーのところにすでにインディカーを長くやっていたエンジニアがいて、さらにニューマン・ハースからチーフエンジニアも入ってきた。強力なエンジニアリング体制が整っています」とのこと。「ボビーは『勝てる』と思わないとやらない」と琢磨が言うだけに、強力な体制が整っているようだ。

 そんな琢磨はバーバーで2日間、その後セブリング、さらに3月のオープンテストとチームとマシンとのコミュニケーションを深めていくというが、すでに12月、マニュファクチャラーテストに参加。DW12シャシーと新ターボエンジンの感触を味わった。

「これまでのダラーラはそもそもオーバルを走るためだけに設計されたクルマなので、ロードや市街地では非常に難しいハンドリングだったところもあったんですが、今回の新しいダラーラは、ロードコースを走ることも非常によく考えられているので、運転しやすかった」とDW12について語る琢磨。

「細かいところが洗練されていて、動きとしてはドライバーがイメージする動きに近づいてきた。カーボンブレーキについても、リスタートの時なんかの接近戦では、すごく面白い武器になるんじゃないかと思いましたね」という。

「DW12は仲良くやっていけそうなクルマ。少なくとも古いシャシーより合っている」と新チーム、新シャシー、そして新エンジンに好感触を得ている琢磨は、かなり上機嫌な様子で「歴史あるRLLの、さらに新しい歴史の1ページを刻めるような、力強い走りができるようにしたい」と意気込みを語る。

 ゼッケンは新たに15番に決定。マシンカラーリングについては「最初のテストで分かると思います」とのこと。勢力図が大きく変わる可能性がある新インディカーで、琢磨がどんな活躍をみせるのか、開幕戦が待ちきれないところだ。

(オートスポーツweb)


海外フォーミュラフォト

海外フォーミュラ一覧を見る

©INDYCAR

©LAT

©LAT

©LAT

©LAT

©LAT


©LAT

©LAT

©LAT

©LAT

©LAT

©LAT


海外フォーミュラニュース

 
 

フォトランキング

ニュース総合ランキング一覧

WRCツール・ド・コルスに幕。2010年のWRCフランス戦はアルザス地方で開催(1)

SGT公式テスト:MOTUL GT-Rが2日目午前の首位に(2)

ホンダ「来季も“サイズゼロ”のコンセプトで行く」(1)

鈴鹿モータースポーツファン感謝デー2015

USCCオースティン:01号車が優勝。OAKリジェは2位(2)





ページの先頭へ