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インドMRF F1600最終戦、陣川雄大が今季4勝目

2013.09.18

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©Ramblas

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陣川雄大選手、ポール・ツー・フィニッシュで今季4勝目。
廣田築選手は3位、藤村政樹選手は6位入賞で有終の美を飾る!

インド、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットに於いて9月14〜15日に開催された『MRF F1600選手権シリーズ最終戦』で、日本から参戦した陣川雄大選手(22歳)と、廣田築選手(22歳)が素晴らしい走りを見せて表彰台を獲得しました。

F1開催を一カ月後に控えたブッダ・インターナショナル・サーキットで開催された今大会はインド国内選手権としてはシリーズ最終戦となるイベントだけに、フリー走行開始時から多くの観客が押し寄せサーキット全体が熱気に包まれていました。

今回はレギュラー参戦の陣川雄大選手(Plan Zレーシング with G.W.R)と廣田築(WFP with G.W.R)に加え、昨年のS耐ST4クラスのチャンピオンである藤村政樹選手(グローバルオートレンタカー with GWR)が開幕戦以来の参戦を果たしました。

予選でポールポジションを獲得したのは金曜日のフリー走行から圧倒的な速さを見せた陣川雄大選手。しかし最後の1周までライバルのタルン・ラディ選手がタイムシートの最上位につけておりチェッカーと同時にポールポジションを確信したタルン陣営は拍手と握手と抱擁で喜びを表現していました。しかし、チェッカー寸前にコントロールラインを通過した陣川選手がラストラップでまさかの逆転ポール。ピットには歓声と溜息が入り交じった複雑な空気が流れました。廣田選手は4位、熱射病で医務室に運ばれるなどインド独特の暑さと食事で体調を崩した藤村政樹選手は本来の実力を出し切れずに予選6番手に沈みました。

Race-1はスタート良く飛び出した陣川選手が独走するかと思われましたがなかなかペースがあがらず、レース終盤は2番手を走るラディ選手とヴィカッシュ・アナン選手が3車一丸となっての激しいバトルとなり最終ラップの最終コーナーを僅差で抑えきった陣川選手が薄氷を踏む勝利を飾りました。廣田選手、藤村選手はそれぞれ5位、6位でフィニッシュしたのですが、2位でチェッカーを受けたラディ選手にジャンプスタートのペナルティが加算され、廣田選手が4位に繰り上がりました。その結果、上位4台がリバースグリッドとなるRace-2(最終戦)は廣田選手が今シーズン初のポールポジションからのスタートとなりました。

そして今シーズン最後のレースとなるファイナルレースは見事にスタートを決めた廣田選手がレース序盤をリードしましたが、後続からの激しい攻めに守りきれずアナン選手と予選4番手から好ダッシュを決めた陣川選手に先行を許してしまいます。そしてさらに後方からラディ選手が廣田選手をオーバーテイクし3位浮上。ラディ選手はそのまま勢いに乗って前をいく陣川選手もパスして 2番手まであがります。3番手から追い上げる陣川選手でしたがレース序盤からなぜかペースがあがらず逆に後方から迫る廣田選手にオーバーテイクされて4位へドロップ。上位グループはそのままの順位でチェッカーを受け、激しいバトルを展開して見せ場を作った藤村選手は僅差で6位入賞を果たしました。

レース後、陣川選手の左フロントタイヤがスローパンクチャーを発生していたことが発覚しチームとしては突如襲った不調の原因を特定できました。このレースで優勝を飾れば逆転チャンピオンの可能性もあっただけに陣川選手にとっては不運としかいいようがありません。逆に、開幕戦での優勝以来なかなか表彰台に届かなかった廣田選手が、嬉しい3位表彰台で今シーズンの有終の美を飾りました。

●陣川雄大選手(Plan Z with G.W.R)のコメント
「逆転でポールポジジョンを獲得できた時の嬉しさは今シーズン一番のものでした。レー スもスタートから最後まで踏ん張って優勝できました。そのまま最終戦も優勝を飾るつもりでいったのにスタート直後からハンドリングがおかしくて、全然マシンが曲がらなくなりペースが上げられませんでした。レース後、左フロントタイヤのスローパンクチャーが発覚し、自分のせいでもメカニックさんのせいでもなかったのですが、悔しさがさらに込み上げてきました。今シーズンは速さと強さに磨きをかけられた1年だったと思います。これからも海外で自分の速さを試して行きたいし、チャンスがあればぜひステップアップを果たしたいと思っています。1年間、いろいろ困難もありましたが、僕を応援してくださった皆さんに感謝の気持ちで一杯です」

●廣田築選手(WFP with G.W.R)のコメント
「今回は初めてのブッダ・インターナショナル・サーキットでしたが、セットアップもうまくいき、フリー走行でもコンスタントに速いラップが刻めていたので自信はありました。最終戦でポールポジションからスタートし、3位入賞を果たすことができたのは、素直に嬉しい結果でした。開幕戦で優勝していらい、なかなか好調の波に乗ることができずにいただけに、表彰式で日の丸を掲げられて良かったと思います。今シーズンは本当に多くのことを勉強できましたし、海外でのレース活動の難しさと楽しさを実感できた1年でした。」

●藤村政樹選手(グローバルオートレンタカー with G.W.R)のコメント
「今回はインド到着翌日から体調が優れず、無理をして練習走行を走ったのですが、走行後に意識が遠のいてしまい医務室に運ばれる事態となってしまいました。熱中症とのことで点滴を受けて大事を取りましたので、なんとか予選・決勝への出走は許されました。体力的には完全な状態ではなかったのですが、レースでのペースはトップグループとも遜色なく、まずまずの内容だったと思います。4年ぶりのフォーミュラということもあり、当初はコーナーリングスピードの違いに戸惑いもしましたが学ぶことも多かったですし、レースの駆け引きや技術面でも勉強になりました。来年につなげる意味でもチャレンジして良かったと思います」

●Gold Wolf Racing代表 Shiu Heng I Kaori 氏のコメント
「このサーキットでの優勝経験がある(MRF F2000)陣川雄大選手がフリー走行から圧倒的な速さを見せていただけに最終戦でのスローパンクチャーは悪夢のような出来事でした。レースに、「たら、れば」はありませんが、もし最終戦で優勝できていたら逆転でのチャンピオンが見えていただけに、本当に残念な結果でした。それでも第8戦では陣川選手がポール・ツー・フィニッシュ、そして最終戦では廣田築選手が3位表彰台をプレゼントしてくれました。体調不良を我慢して戦い続けた藤村政樹選手も、連続6位入賞は立派な記録だと思います。今シーズンのMRF F1600選手権はこのレースで最終戦を迎えましたが、日本から多くのチャレンジャーがインドで激しいバトルに揉まれひとまわり大きく育ってくれたと実感しています(計6名)。来シーズンもより多くの若手ドライバーがこのシリーズに参戦してくれることを期待しています」

(Ramblas プレスリリース)


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