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FE第3戦:予選5位から逆転。ブエミ今季2勝目

2015.12.20

 フォーミュラE第3戦プンタ・デル・エステePrixの決勝レースが行われ、5番グリッドからスタートしたセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)が優勝。ルーカス・ディ・グラッシ(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)が2位、ジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン・レーシング)が3位に入った。

 現地時間の12月19日16時(日本時間2月20日4時)にスタートしたフォーミュラE第3戦プンタ・デル・エステePrix。昼に行われた予選でクラッシュしたジャック・ビルヌーブ(ベンチュリ)は、マシンの修復が間に合わずに欠場となってしまい、17台でレースが争われることになった。

 ポールポジションスタートのダンブロジオがホールショットを決める中、3番手スタートのサム・バード(DSヴァージン・レーシング)がロイック・デュバル(ドラゴン・レーシング)を交わして2番手に、5番手スタートのブエミもディ・グラッシを交わして4番手に上がった。また、7番手スタートのダニエル・アプト(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)もニコラス・プロスト(ルノー・e.ダムス)を交わして6番手に浮上するなど、奇数グリッドのマシンが軒並みポジションを上げる格好だ。

 3周目、8番手を走っていたブルーノ・セナ(マヒンドラ・レーシング)のペースが上がらず、ずるずるとポジションを落とす。セナはそのままピットに入ったため、一気に最後尾まで落ちてしまう。


 4周目にはブエミがデュバルをオーバーテイクして3番手に浮上。続く5周目にはバードもかわして2番手に浮上する。予選ではミスを犯し、5番グリッドに沈んでいたブエミだったが、マシンの出来そのモノは非常に良く、レースペースは抜群で、順調にポジションを上げていく。そしてすぐに先頭のダンブロジオにテール・トゥ・ノーズ状態になると、8周目にターン17でダンブロジオのインに飛び込み、遂に首位に浮上。首位に立ったブエミはペースを抑えることなく、ダンブロジオとの差を徐々に広げていく。

 後方ではバードのペースが上がらず、デュバルにポジションを譲ってしまう。また10周目、ディ・グラッシもバードをオーバーテイクして4番手に。このタイミングでファンブーストがジャン-エリック・ベルニュ(DSヴァージン・レーシング)、ステファン・サラザン(ベンチュリ)、バードの3人に与えられたことが発表された。なお6番手にはプロスト、7番手にはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(チーム・アグリ)が続いている。

 16周目終了時点でアプト、サラザン、オリバー・ターベイ(ネクストEV TCR)がピットイン。マシンを乗り換える。今回のピット最少滞在時間は59秒と規定されていたが、ターベイは57.7秒でコースに復帰してしまったため、後にドライブスルーペナルティが課せられている。

 17周目終了時点で、先頭グループを含む多数のマシンがピットイン。ブエミは首位をキープし、ディ・グラッシがドラゴンの2台をかわして2番手に浮上する。5番手でコース復帰したバードはピットアウトラップでデュバルをオーバーテイクして一時4番手に浮上するが、その直後に突如スローダウン。コース上にマシンを停め、リタイアとなってしまう。

 バードのマシンを撤去すべく、コースはフルコースイエロー(FCY)に。このタイミングでのFCYに、トップのブエミは無線で激怒する。

 21周目からレースは再開。ディ・グラッシはブエミの直後まで迫っている。ドラゴン・レーシングの2台は、ディ・グラッシから3秒遅れの位置で編隊走行。プロストがこれに迫り、ダ・コスタも必死でくらいついていく。

 しかし、ブエミはペースを隠し持っていたようで、25周目頃からディ・グラッシはついていくことができなくなり、徐々にその差が開いていく。26周目を終えた時点で、両者の差は2.2秒である。


 ブエミはそのまま危なげなく走りきり、最後はディ・グラッシに3.5秒の差をつけてトップチェッカーを受け、今季2勝目。ドライバーズランキングでもトップに立った。2位はディ・グラッシ。ディ・グラッシは今季、2位-優勝-2位と順調にポイントを積み重ねてきており、シーズン序盤にしてブエミvsディ・グラッシの争いという構図が自ずと見えてきそうだ。3位にはポールポジションスタートだったダンブロジオ、4位にも同じくドラゴンのデュバルが入った。以下、プロスト、ダ・コスタの順。

 7位に入ったのは昨年のプンタ・デル・エステを盛り上げた功労者のひとりであるベルニュ。そのベルニュは、レース終盤に初代王者のネルソン・ピケJr.(ネクストEV TCR)と激しいバトルを繰り広げた。前を行くピケJr.と追うベルニュ。32周目には一度ベルニュが前に出るものの、ピケJr.はこれに応戦し、クロスラインで抜き返す。その際は両者のホイール同士が当たる激しいバトル。これに耐え切れなかったのはピケJr.で、32周目のターン15で姿勢を乱してクラッシュ。マシンを大破させてしまった。

 ブエミとディ・グラッシが、安定した速さを見せたフォーミュラE第3戦プンタ・デル・エステePrix。それ以外にもドラゴン・レーシングが予選でフロントロウを独占するなど光った。また、無得点には終わったものの、初代チャンピオンを要するネクストEV TCR勢も、今回はポイント圏内を逃したものの、復活への兆しを見せつつあるように感じられた。

 フォーミュラE第2シーズン、第4戦は年が変わって来年の2月6日開催。舞台はアルゼンチンのブエノスアイレスである。

(オートスポーツweb)


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