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琢磨が語るインディカーの戦い方と新コース

2016.01.02

 2015年のミド・オハイオでインディカー参戦100戦目を迎えた佐藤琢磨。2年ぶりの表彰台を獲得するもシリーズ14位で終わった2015年シーズンを振り返った。

 2010年にインディカーへ参戦をスタートした琢磨。参戦2年目ではポールポジションを獲得し、2013年には日本人初優勝を飾った。2015年は第14戦ミド・オハイオで節目となるインディカー参戦100戦目を迎え、来季も引き続きAJフォイト・レーシングからの参戦を明らかにしている。

 2015年シーズンは、2013年のブラジル戦以来となる2位表彰台をデトロイト戦で獲得。快走を見せるレースがあったものの、リタイアも多くシリーズ14位という結果で6年目のシーズンを終えた。

 琢磨にとって2015年のベストレースはやはり表彰台を獲得したデトロイト戦だったようだ。

「ベストレースは、もちろんデトロイト。レース1、レース2の両方を含めてですね。レース1では残念ながらリザルトには繋がらなかったけど、雨の中トップを走れました。レース2は、後方スタートから最終的には表彰台を獲得でき、トップ争いができた。そういう意味でベストレースですね」と琢磨。

 2013年以来の表彰台獲得となったデトロイト戦でのレース2。雨で予選は中止となり、グリッドはポイント順で決まり、琢磨は15番手と厳しいスタートとなった。

 レースは、フルコースコーションが続出し2時間レースに変更。終盤、ブルデーが逃げ、モントーヤが追うトップ争いに、3番手まで浮上していたに琢磨が加わる。モントーヤをオーバーテイクし、ブルデーにも襲い掛かったがパスすることはできず2位に終わった。

「個人的に悔しかったレースは、フォンタナ。あとポコノ。オーバルで勝利を掴みかけたレースは久しぶりでした。2012年のインディ500以来じゃないかな? 今年のフォンタナは、自分ではすごくいい状態にクルマを持っていけて、走りも勝ちにいく走りだった。結果的にはスリーワイドで接触という残念な結果でした」

「最悪という意味では、サスペンションのメカニカルトラブルでリタイアになったアイオワ戦。内容的には悪くなかったと思うんですけど、結果的にはね良くなかったです。何をやってもダメだったという意味では、ミルウォーキー。何だか普通に走っていて普通に終わっちゃった感じ。(エアロが)ロードコースのパッケージだったので、どうしようもなくて……」

「でも、アイオワがワーストかな。ショートオーバルは個人的には好きで、アイオワは初ポール獲ったり、KVレーシング時代にもリードラップに近いところを初めて走れたり、思入れが大きいコースなんですが、今年はパフォーマンス的に何もできなかったですね」と振り返る。

 100戦という節目を迎えた琢磨にとってインディカーとはどんなものなのだろうか?

「インディカーは自分の目標です。頂点を獲りに行くという。今、100パーセント集中してやっています」

「とにかくレースが楽しい。トラック上でのバトルがすごく激しい。F1はF1で素晴らしいけど、マシンのパフォーマンス差が圧倒的に大きいので、後方からトップにいくのは難しいけど、インディカーでは普通にある。予選と決勝のパフォーマンスも違うので、何が起きるかわからないというところや弱小チームでも後方でも優勝を狙いにいけるところが、ドライバーにとってはすごく大事で、レースが楽しいです」

「100戦まで参戦するとは初めは思っていなかったですね。でも、ようやくいろいろわかってきたなって思っています。ロードコースに関しては、ジュニアフォーミュラの時から自然体で走れるコースでしたけど、インディに来て市街地コースの面白さを知りました。F1はモナコしかなかったし、F3もマカオとかポーも走ったけど……インディに初めて来てびっくりしたところもありましたね。市街地でパフォーマンスが悪かったこともなくて、個人的には好きになったし、市街地の面白さもありますね」

「オーバルに関しては、だいぶ走り方はわかったけど、まだ知らない領域もあるし、オーバルでの優勝は自分自身の目標と共に楽しみにしているところ。2016年に達成したいなって思っています」と琢磨。

 2016年に新たにカレンダーに加わったロードアメリカについては、「オフにロードアメリカでテストをしましたが、凄いハイスピードコースで、久しぶりに血が騒ぐような、レースドライバーには待ち望んでいるサーキット。クラシックなスタイルで、狭くてハイスピードコーナーが連続して、森の中をアップダウンで抜けていく。いくつか安全対策をしないといけない部分もありレースまでには変わっていくと思いますが、楽しかったです。2016年に向けての開発パーツを試したり、感触は悪くなかったですね」とコメント。

 インディカーで7年目を迎える佐藤琢磨。2016年は、どんな活躍を見せてくれるのか期待したい。

(オートスポーツweb)


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