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モントーヤがインディ開幕戦連勝、琢磨も上位に

2016.03.14

 セント・ピーターズバーグで開催されたインディカー・シリーズ2016年シーズンの開幕戦。13日に決勝レースが行われ、ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が昨年に続き開幕戦2連勝を達成した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、後方に下がるも追い上げを見せ、6位入賞を果たした。

 予選で強烈なパフォーマンスを見せたのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。2年連続、6回目のポールポジションをコースレコードとなる1分00秒2450を予選のファイナルセグメントで記録して獲得したのだ。

 しかし、金曜のプラクティス1回目に起こしたハイスピードコーナーでのアクシデントでパワーは脳震盪を起こしていた。直後の診察、イヤープラグに埋め込まれたセンサーから得られたデータなどからは、パワーが脳震盪を起こした形跡は見られなかったため、インディカーのメディカルチームはパワーがプラクティスや予選を走ることを許可した。

 ところが、予選を終えた後の彼が見せ続けた症状から再検査の必要があるとの判断がなされ、決勝日の診断結果から軽い脳震盪状態が認められ、決勝への出場は許されなかった。

 チーム・ペンスキーはピンチヒッターにオリオール・セルビアを起用。決勝日のファイナルプラクティスを走ったベテラン・スペイン人ドライバーは、最後尾グリッドからレースに出場。トップ10に入れるであろう安定したレースを戦っていたが、前方で起こった多重アクシデントに巻き込まれ、18位という結果に終わった。

 雨も心配されながらドライコンディションで争われた110周のレースは、予選4位だったが、パワーの欠場で2列目イン側の3番グリッドからスタートしたファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が制した。フロントローからスタートしたチームメイトふたりとバトルし、エリオ・カストロネベスを序盤に、サイモン・ペジナウは中盤でパスした。


 ルーキーのコナー・デイリー(デイル・コイン)がトップに立つシーンもあったが、モントーヤは難なく彼をパスしてみせた。去年と同様、レースが後半戦に入ってからトップに立ったモントーヤは、堂々たるレース運びで逃げ切り。セント・ピータースバーグでの開幕戦2連勝を飾った。この勝利はモントーヤにとって通算15勝目だ。

「素晴らしいマシンを用意してくれたチームに感謝する。チームメイトとのバトルは楽しいものだ。フェアーに、お互いにスペースを与えて戦ってくれるという確信ができるからだ。去年はチャンピオンになり損ね、おおいに失望した。しかし、今日またこうして開幕戦で勝つことができた。新しいシーズンで今年も素晴らしいスタートが切れた」とモントーヤは喜んでいた。

 2位はペジナウで、3位はホンダ勢のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)となった。新しいレッドタイヤを最後のスティントに投入する王道の作戦が功を奏した。終盤戦でカストロネベスをパスした彼は、チーム・ペンスキー、そしてシボレー勢の表彰台独占を阻んだ。

 カストロネベスは4位。2番手スタートだった彼にとっては悔しい結果だろう。17番スタートだったミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は、5位フィニッシュという大健闘を見せた。

 そして、10番手からスタートした直後、ライバル車との接触からかタイヤを傷めた佐藤琢磨(AJフォイト)は、6位でゴールした。1ラップ終了時点には22台出場中の21番手まで大きく後退していた琢磨だったが、ハイペースを保って走り続けたことと、終盤に起こった多重アクシデントを何とか切り抜けたことにより、序盤に負ったハンディキャップを跳ね返し、6位フィニッシュを果たした。

「スタート直後のパンクは、誰かにぶつかられたからなのか、飛び散った誰かのマシンの破片を踏んだからだったのかわからない。最後尾まで落ちたが、幸いにも周回遅れにはならずに済んだ。今日の自分たちのマシンはとても良い仕上がりで、トップ3に数えられるパフォーマンスを見せることができていました。もっと上位にいけるマシンだったともいえるけれど、ポイントも獲得できたし、まずまず良いシーズンのスタートになったと思います」と琢磨は話した。

 レース前半の49周目から18周に渡ってトップを走ったルーキーのコナー・デイリー(デイル・コイン・レーシング)だったが、80周目に2番手からピットした後、フロントウィングにダメージを与えてしまったことと、エンジンがオーバーヒートの症状を見せたことで84周目にもう一度ピットストップ。上位フィニッシュは叶わなかった。彼はルーキー最上位フィニッシュも惜しくも逃す13位となった。ルーキー最上位はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の12位だった。

(Report by Masahiko Amano / Amano e Associati)

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