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地元でライバルが先行。ホンダWTCC苦戦の理由

2014.10.25

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 WTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンドは25日、鈴鹿サーキットでノックアウト形式の予選が行われたが、地元鈴鹿で好結果を出すべく臨んだホンダ・シビックWTCC勢は、5台が残るQ3に1台も進出できず。ノルベルト・ミケリス(ゼングー・モータースポーツ)の6番手が最上位となった。

 夕暮れの下迎えたWTCC鈴鹿の予選。Q2の途中でガブリエレ・タルキーニ(カストロール・ホンダWTCチーム)が悔しそうな仕草をしながらマシンを下りた。ミケリスが最後にタイムアップしタルキーニは10番手が確定し、リバースグリッドでレース2のポールポジションを獲得することができたが、速さの面ではライバル勢に完全に先行を許してしまったのだ。タルキーニが10番手、ティアゴ・モンテイロ(カストロール・ホンダWTCチーム)が11番手、メディ・ベナーニ(プロチーム)が12番手。Q3には1台もシビックの姿はなかった。

 Q3では、トップ3を独占したシトロエン勢が鈴鹿を“制圧”していく姿を眺めるだけとなってしまったホンダ勢。予選後に行われたホンダドライバーによる記者会見では、一様に笑顔こそ浮かべていたものの、その表情に申し訳なさが垣間見えた。特にカストロール・ホンダのふたりは、「小さなミスをしてしまった(タルキーニ)」、「最後の周回で縁石に乗り上げタイムロスしてしまった(モンテイロ)」という状況もあった。ミスがなければQ3も見えていたのだから、悔しさもなおさらだ。


 今季、WTCCはレギュレーションを大きく変更。グラマラスなオーバーフェンダーをはじめ、マシンの軽量化、パワーの向上等、大幅にマシンはその姿を変えた。ホンダは2012年の鈴鹿からWTCCに参戦しているものの、このレギュレーション変更が苦戦に大きく影響しているのが、レース後のドライバーたちのコメントから伝わってきた。

 ドライバーたちは一様に、今シーズンを振り返って「今年は本当に時間が足りなかった」と口を揃えた。12年から13年に向けて3台(鈴鹿は伊沢拓也含め4台)のシビックを揃えたホンダだったが、その開発・参戦と並行して、大きく変わった14年型シビックを開発しなければならなかったのがこの理由だ。WTCCでは一度シーズン始めにホモロゲーションを通ってしまうと、マシンの大幅な改良は許されない。2013年をたっぷり使って開発を進め、新レギュレーションに合わせてきたシトロエンが今季圧倒的な強さを披露した理由もうなずける。

 もちろんホンダも、手をこまねいていた訳ではない。ホモロゲーションの中で細かい開発を進め、立て続けにレースが続いた前半戦の後、アルゼンチン戦に向けてマシンを改良。さらに鈴鹿を見据え、北京/上海の中国ラウンド2戦を鈴鹿に向けたレースと位置づけ、エンジンのドライバビリティを大幅に向上させて臨んできた。それだけに、この予選結果が悔しさの残るものとなってしまったのだ。


「昨年は1年間ステップ・バイ・ステップで開発しマニュファクチャラータイトルも獲ることができましたが、今年の新レギュレーションは1年前倒しで導入されたこともあり、開発が遅れてしまったところはあります」と堀内大資WTCC開発プロジェクトリーダーは語る。

「今日の結果については、エンジン、マシンというだけでなく、クルマの総合力の面でパフォーマンスが足りない部分があった。来シーズンに向け、もっと総合力を上げていかないといけないと思います」

 また、カストロール・ホンダWTCチーム代表のアレッサンドロ・マリアーニも、「シーズンスタート前の開発期間の短かさの影響は大きく、それを取り戻すのは本当に大変な仕事だった。今年の多くのデータを基に、2015年に向けて十分な競争力を得るために、冬の間に開発を行う」と来季に向けて巻き返しを誓った。

 明日の決勝では、レース2のポールポジションからスタートするタルキーニが、地元での勝利に最も近い存在となる。2015年の逆襲に向けても、重要なレースとなりそうだ。

(オートスポーツweb)


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