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ヨコハマ&JRP、ファン目線でのSF活性化を目指す

2015.11.10

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 スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿の予選日となる7日、2016年のオフィシャルタイヤサプライヤー発表会が鈴鹿サーキットで実施された。この中では、ある程度長期的なスパンの中で、日本レースプロモーション(JRP)とヨコハマが一体となり“ファン目線”でシリーズを盛り上げていくという方針が示された。

 スーパーフォーミュラでは、現在タイヤサプライヤーを務めるブリヂストンが今季限りでタイヤ供給を終了。そして、10月末には東京モーターショー2015の中で、ヨコハマが来季からのタイヤサプライヤーに就任することが発表されていた。

 横浜ゴムの野地彦旬社長、ヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナルの阿部義郎副社長件兼企画本部長、秋山一郎開発本部長の3名に加え、JRPの白井裕社長、中嶋悟会長も出席した今回の会見は、基本的には来季からのヨコハマのタイヤ供給が改めて発表される形となったが、ある程度の将来的な指針も示された。

 JRPの白井社長は「横浜ゴムをよきパートナーとしてお迎えさせて頂くことを、非常にうれしく思っています」とヨコハマのタイヤサプライヤー就任を歓迎。

「お客様やファンの方にどのように喜んで頂けるのか、どのようなタイヤスペックを揃えるべきか、あるいはどのようにレギュレーションを整備していけるか、ということを、近い将来に実現すべく、双方にて話し合いをスタートしているというところでございます」と明かした。また、両者の契約期間については、明言こそしなかったものの、次のように説明し、複数年にわたる契約であることを示唆した。

「少なくとも単年ということはなく、お互いにパートナーとして協力しながらスーパーフォーミュラを盛り上げるためには、相応の期間が必要であるということです」


 続いて登壇したヨコハマの野地社長は、シリーズ参戦の意義について、スーパーフォーミュラが「技術開発のネタの宝庫」であるとして、「実戦の場には大きな発見、大きな壁もあるでしょう。想像外、予想外のこともたくさんあるでしょう。そのすべてを吸収し、解決し、技術の引き出しを増やしていくことが楽しみです」と話す。

 また野地社長は、ヨコハマが国内トップフォーミュラにタイヤ供給を行うのは20年ぶりであることに触れ、「技術を伝承しなくてはならない。若手のエンジニアにとっては、こういう場で、わがままなドライバー、わがままなチーム監督を、どういう風に説得するか(笑)。人を育てるいい機会になります。若手エンジニアを育てながら、次の世代へとつなげていきたいという思いが非常に強い」とビジョンを語る。そして、培った技術を活かし、ピラミッドの底辺から頂点まで、モータースポーツ全般を支え、盛り上げていくのだという強い姿勢を示した。

「ヨコハマのものづくりはモータースポーツ活動の一端を担っていることは言うまでもありません。モータースポーツ全般を盛り上げていくことも責任だと考えています。ラリー、ダートラ、ジムカーナをはじめとするBライセンス競技から、GT、フォーミュラなどトップカテゴリーまで、より満足して頂ける商品を提供し、安心して競技を楽しんで頂きたいと思っています」

 スーパーフォーミュラのタイヤ開発の経緯については、ヨコハマの開発本部長を務める秋山氏が次のように説明する。

「最初に承った要求は、チームのエンジニアやドライバー、タイヤエンジニアがレースに臨むにあたって、戦略を立てられるようなタイヤ、というものでした。我々は、短期開発、初年度、ワンメイク供給ということもあり、まずは安全性、そして耐久性というところ重きを置いて開発に臨み、これまで培ってきた技術の最適化してスーパーフォーミュラのタイヤを仕立て上げました。特に耐久面に関しては、スーパーGTでの経験や技術を転用する形で、早期に予測とレベルアップができました」


 その上で、さらに開発を継続していき、シリーズの盛り上げを図っていくつもりだと秋山氏は話した。

「まずはこれで皆さまに使って頂き、実戦を経験する中で、当初の要求に応えられるように開発を継続していきたいと考えています。チームはもちろんですが、サーキットに来て頂くファンの皆さまにも楽しんで頂けるようなレースを目指し、力を合わせて盛り上げていきたいと思っています」

 このように、今回の発表会で白井JRP社長やヨコハマの野地社長、秋山氏、そして中嶋JRP会長も揃って口にしたのは、両社が互いに協力し、ファンも喜ぶような形でスーパーフォーミュラをともに盛り上げていく姿勢だった。

 高品質のマシンとエンジン、そして国内外のトップドライバーたちが揃いハイレベルな戦いが展開されているスーパーフォーミュラ。ヨコハマとJRPによる“相応の期間”の関係性の中で、タイヤというハード面、そしてレギュレーションなどのソフト面によって、ファン目線でもさらに魅力的なカテゴリーとなって発展していくことを期待したいところだ。

(オートスポーツweb)


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