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GP2王者がSF参戦。国内ドライバーの反応は?

2016.02.27

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 12日に行われたホンダの2016年モータースポーツ活動計画発表会で、スーパーフォーミュラへの参戦が正式に発表されたGP2王者のストフェル・バンドーン。F1への登竜門として知られるGP2の現役チャンピオンが参戦するとあって、海外メディアも大きく報じるなど、日本のトップフォーミュラへの注目と関心がさらに高まっている。

 そのバンドーンを挑戦を受けて立つ身となるのは、昨年もシリーズで激しい戦いを繰り広げてきたドライバーたちだ。国内にとどまらず国際的な舞台でも活躍している彼らは、GP2王者がスーパーフォーミュラにやってくることをどのようにとらえているのだろうか。ホンダ、トヨタ両陣営のドライバーたちに話を聞いた。

 まず、最もバンドーンと比較される立場にあると言えるチームメイトの野尻智紀。チームの雰囲気に気を配りながらも、“負けたくない”という強い思いが伝わってくる表情でる次のようにコメントした。

「僕自身も(バンドーンが)どんな走りをするんだろうと気になる反面、GP2チャンピオンで将来F1に乗るだろうと言われていても負けるわけにはいかないと思っています。ただ、同じチームなので、そこでバチバチ争いすぎてもチームの雰囲気が悪くなるだけなので、その辺りのバランスを取りつつ、彼に負けないように頑張っていきたいです」

「昨年の鈴鹿でのテストを見ていても、参加していたほかのGP2ドライバーとは格が違うなと感じました。チームメイトという近い立場をうまく利用して、彼の良いところはどんどん吸収して、今後の自分のレベルアップに役立てれればと思います」

 また、昨年は1勝を挙げ、2度のポールポジションを獲得した山本尚貴も「(GP2王者ということで)やっぱり発信力はあると思います。彼に勝つか負けるかで自分の評価も変わってくるので、良いチャレンジになると思います」と話し、対決を楽しみにしつつも、簡単には負けないという自信に満ちた表情をしていたのが印象的だった。

「もちろん特に彼だけが速いわけじゃいですし、いきなり来てすぐに勝てるほど簡単なカテゴリーじゃないです。他の速い選手もこのカテゴリーに出ていて、もっとレベルが高いところでの争いになると思います」


 一方のトヨタ勢では、F1への参戦経験も持つ中嶋一貴と小林可夢偉に話を聞くことができた。まず一貴は「おそらく1年目からガンガンくるでしょうね。ただ僕たちとしてそこまで意識することはないですし、ライバルは他にもいます。それでも、単純にどれくらい走るのか楽しみです」とコメント。やはり2度のチャンピオン経験もあってか余裕すら感じられ、“お手並み拝見”という様子だった。

 そして可夢偉はといえば、バンドーンの名前を出すと「大丈夫です! (バンドーンは)絶対勝てないです!」と“可夢偉節”で即答。その理由を次のように説明した。

「ホンダさんが、トヨタを圧倒するような良いエンジンを用意すれば話は変わってきますけど、普通にいけば絶対勝てないです。僕の昨年の経験から言ってもそうだと思うし、昨年の鈴鹿テストを見ていても、彼がスーパーとてつもなく速かったわけではないなというのが正直な印象。特に心配はしていないです。何よりスーパーフォーミュラは、いきなり来て簡単に勝てるほど甘いレースではないですから」

 今回、話を聞いた4人ともに共通していたのは「ライバルはバンドーンだけではない」ということ。今年はタイヤサプライヤーがヨコハマに変わり、勢力図にも変化が見られることが予想される。とは言え、国内外のトップドライバーたちによって、昨年も見られたようなコンマ1秒以下のシビアな戦いが繰り広げられることは必至だ。

 そんな中で、世界耐久選手権(WEC)のワークスドライバーや国内でのレース経験が豊富な猛者たちを相手に戦うことになるバンドーン。2017年のF1デビューを目指すことを考えれば、好リザルトを残しておきたいところではあるだろうが、ともすれば彼のこれまでのレースキャリアの中で最もチャレンジングなシーズンとなるかもしれない。

(Tomohiro Yoshita/オートスポーツweb)


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