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バンドーンは“頭脳派”。担当エンジニアを直撃

2016.03.14

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 14日、鈴鹿サーキットで幕を開けた全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式合同テストで、本格的な走行をスタートさせたストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。今もっともF1に近いと言われるバンドーンは、どんなタイプのドライバーなのか。チーフエンジニアを務める杉崎公俊氏に話を聞いた。

 昨年11月のテストをはじめ、週末の『2016 モータースポーツファン感謝デー』でもコンビを組んだバンドーンと杉崎氏。まだ、共に仕事を始めて日は浅いものの、杉崎氏はバンドーンを「いろいろ情報をもって、自分なりに乗り方やタイヤの使い方、タイムの出し方などをコントロールするタイプ」のドライバーであると表現した。

「ぽんと乗って、『こんなもんだよ』とタイムを出すドライバーもいますが、どちらかと言えば自分で納得いくまでデータやセットアップを確認し、クルマを100パーセント信頼してから(攻めて)いくタイプですね」

 近年のF1ドライバーには、バンドーンのようにセッティングや走行データなどをしっかり把握してから、マシンに乗り込むドライバーが多いという。クラッシュを避けたいと考えるチームが多く、シミュレーターでのセットアップの詰めなども進んでいる現在、マクラーレンの最新シミュレーターで経験を積んできたバンドーンも同様のスタイルの持ち主であることは、納得できる。


 この日、バンドーンは午前中のセッション開始10分が経過したところで、第1セクターのS字を抜けた先でコースオフ。そのままスポンジバリアにクラッシュしてしまった。幸い、マシンへのダメージは大きくなく、セッション終了直前には修復を終えたが、直後に赤旗が掲示されセッションが終了。バンドーンは17番手タイムでテスト初日を終えることとなった。

 このクラッシュについて、バンドーンは「コース上にできていた水たまりに入ってしまい、コントロールを失った。そのまま芝生を滑っていき、バリアにぶつかってしまったんだ」と説明。また、チーフエンジニアの杉崎公俊氏も「まだ5周しかしておらず、クルマの挙動がまったく掴みきれていないところで、どんどんとタイムを上げていっていました。そのなかで水に乗ってしまい、コントロールを失ったわけです。特に問題は感じていませんよ」と語っている。コースのところどころに川ができるほどの雨と低い路面温度には、ジェームス・ロシターや小林可夢偉といったドライバーも苦しめられており、バンドーンもコンディションに足をすくわれた形となる。

 テスト初日は思うようにマイレージを稼ぐことができなかったバンドーン。しかし、ドライコンディションで行われたファン感謝デーでの走行では、走り出しから順調なタイムを刻むなど、ポテンシャルが高いのは間違いない。明日15日と、3月31日~4月1日に岡山国際サーキットで行われる合同テストでさらに習熟度を高めていけば、参戦初年度のドライバーは苦戦を強いられることが多いスーパーフォーミュラで、驚くような速さを発揮する可能性もありそうだ。

(オートスポーツweb)


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