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ポルシェの速さと一貴の意地:WEC富士の話題

2015.10.12

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©Masahide Kamio

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 昨日決勝レースが行われた、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間レース。皆様楽しまれましたでしょうか? スタートの瞬間はどうなることかと思いましたが……いやぁ、やっぱりポルシェは速かったですね。



 中でも一番しびれたのが、レース序盤のマーク・ウェーバー(ポルシェ919ハイブリッド)vs中嶋一貴(トヨタTS040ハイブリッド)の激闘。マシンの速さはポルシェに軍配が上がりますが、一貴が意地でねじ伏せる……素晴らしいバトルだったと思います。



 ちなみに今回は、ポルシェのピット真上からレースを見ることができたのですが、彼らのピット作業もさることながら、それを撮影するカメラマン(写真右上)の体勢に見入ってしまいました。戦場で武器を構える兵士……そんな感じがしたのは、私だけでしょうか。



 そしてレース終了。ポディウム下には、優勝した17号車ポルシェ919ハイブリッドが鎮座しておりました。本当は18号車の方が優勝だったのかもしれませんが、チームオーダーが発令……これで17号車のトリオは、ドライバーズランキングでもトップに浮上しました。しかし、予選でウェーバーが記録した1分22秒639という記録には、実にビックリしました。スーパーフォーミュラの最速記録が1分22秒572(2014年にアンドレ・ロッテラー選手が記録)ですから、その差は0.1秒以下……恐るべき速さです。LMP1は今後、どこまで速くなっていくのでしょうか……。



 そしてポルシェのピット内には、この日獲得した優勝および2位のトロフィーが誇らしげに掲げられていました。さて、今年のWECも残すところあと2戦。どんな結末になるのでしょうか?



 そうそう、序盤の主役といえば、こちらも忘れてはなりません。セーフティカー(Audi R8)です。



 雨の中、もの凄いスピードで、猛者たちを先導していました。


 さて、時間は遡りまして、レース前。グリッドウォークにも参加してきました。この時は雨は小降りで、周囲には青空も見え始めていたため、すぐに通常のレースが始められるかな……と思っていたのですが、徐々に雨脚が強くなり……。マシンが走ると雨が降るという、富士スピードウェイの“伝説”が、またも現実のモノとなってしまったような印象でした。

 さてグリッドには……



 日本人初のフルタイムF1ドライバーであり、中嶋一貴の父親でもある、中嶋悟氏がいらっしゃってました。そして、息子のチームメイトにご挨拶。



 一方息子はというと、スタートドライバーを務めるにも関わらず、リラックスした雰囲気でした。金曜日の会見で、見学に訪れた子どもたちに対して「今はいつも普通の気持ちでレースに臨めるようになった」と言っていましたが、まさにそれを体現しているかのようです。



 もちろん、おふたりの2ショット写真もございます。

 今回の場内実況は、富士スピードウェイ“チェカレンジャー”の皆さんが、解説を務められました。




 松田次生選手、ロニー・クインタレッリ選手にはお会いできましたが、平手晃平選手にはお会いできず……申し訳ないです。

 グランドスタンド裏のイベントスペースの模様も、お伝えしておかなきゃいけませんね。



 こちらは“パトロン”というテキーラのメーカーのブース。綺麗なお姉様方が、テキーラの試供品を配布していました。このパトロンは、LMP2のエクストリーム・スピード・モータースポーツにスポンサードしていると共に、WEC全戦にブースを出すのだとか。



 続いてトヨタブースには、歴代のル・マン参戦マシンがズラリと並べられていました。皆さん、それぞれのマシンに思い出がおありのことと思います。どのクルマが一番好きですか?



 ポルシェのブースには、ポルシェ919ハイブリッドが! もちろん、カーナンバーは“919”。



 アウディのブースには、スーパーGTのGT300に参戦中のAudi R8 LMS ultraを展示です。


 時間はまたまた戻りまして……レース後にこんな方にもお会いしました。トヨタ・レーシングのテスト&リザーブドライバーを務めるこの人……



 小林可夢偉選手です。可夢偉選手は今回の富士で、様々な動画レポートに登場してましたね。その模様はこちら(http://ms.toyota.co.jp/jp/wec/)。さて、彼もLMP1に参戦して一貴選手と……なんて、とても興味が湧きますね!



 LMP2クラスで優勝したのは26号車のG-ドライブ・レーシングですが、これは彼らが使っていたレンタカーの軽トラック。



 しっかりとチームロゴのカッティングシートが貼られていました。



 LM-GTEプロクラスで優勝したのは、51号車AFコルセですが、彼らを支えたのが“うまい棒”なんだそうです。以前来日した時に気に入り、それ以来毎年大量に仕入れるのだとか。ちなみに、一番人気はチーズ味だそうです。AFコルセファンの方、来年はぜひ差し入れを……。



 そしてLM-GTEアマクラスの優勝は、77号車デンプシー-プロトン・レーシング。ハリウッド俳優でもある(っていうかそちらが本職)パトリック・デンプシー選手は、これがWEC初優勝。タイミングの良いことに、予選日にインタビューにお答えいただきました。その模様は近日公開予定ですので、お楽しみに!



 レース終了後、お客様に退出を促すアナウンスを行っている、外国人の方がいらっしゃいました。よく見ると……アラン・マクニッシュさんではないですか!

 という形で、WEC富士ラウンドの決勝日の模様をお伝えして参りました。今年は現地へ行かれなかった……という方、ぜひ来年は現地に足を運んでください。LMP1マシンによる、驚くべき速さを、目の当たりにできると思いますよ!



 最後に、今回の取材は、ポルシェ・チームのパートナーである、シェフラー・ジャパン様(http://www.schaeffler.co.jp/)のご協力をいただきました。ありがとうございました。ポルシェのグッズなど、色々とお土産をいただきましたので、近日中に読者プレゼントとして放出したいと思います。

(オートスポーツweb)


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